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滑り止め法の比較

現在代表的な滑り止め工法には以下のようなものがあり、それぞれに長所と短所があります。簡単に比較しておきましょう。

[1] エッジング方式
滑り止め「エッジング方式」薬剤もしくは専用の工具を用いて表面に凹凸を作る工法です。実用法には、小叩き、ビシャン、各種ブラスト工法などがあります。見た目にも、手触りも、ザラ付いた表面になります(写真はビシャン仕上げ)。次のバーナー仕上げもエッジングの一種ですが、結晶レベルでの加工なので分けました。
[2] バーナー仕上
滑り止め「バーナー仕上」機械で切削仕上した石の表面に冷却水を散布しながら、加熱用のバーナーで石の表面を焼射して結晶を弾かせて仕上げます。石肌表面が毛羽立っているため、滑り止め効果は小叩きやビシャン仕上げなどより高く、自然な岩肌を連想しやすいので人気のある仕上げでもあります。
[3] 貼り付け方式
滑り止め「貼り付け方式」シールなどを床面に直接貼り付ける工法で、階段などに採用されている方法です。
[4] コーティング方式
滑り止め「コーティング方式」ワックスや塗料を塗り、表面に塗膜を作る工法です。主に室内で採用されています。
[5] 「防滑工事」方式
滑り止め「防滑工事方式」特殊な技術を用いて表面にマイクロメータオーダーの穴を空ける工法です。見た目はほとんど変わりませんので、電子顕微鏡の映像で穴(防滑クレイター)を確認してください。
水で濡れた時に、特に強い滑り止め効果を発揮します。
■ 防滑クレイターの特徴
 床材の表面に凹凸を作り、油や水がついても床材と靴裏の直接の接触を保つ工法として従来からあるエッジング法やバーナー法では、
  • 表面の美観が損なわれる
  • 汚れがつきやすく、清掃が困難になる
  • 凹凸の磨耗が速く、効果の継続性がよくない
といった欠点がありました。
 防滑工事の作る凹凸はミクロのオーダーで目には見えませんから、表面の美観はほとんど変化しません。また、2〜7ミクロンの穴は通常のごみや塵が入り込めない大きさで、清掃が困難となることもなく、また、磨耗の度合いもほとんど変化なく、歩行者頻度、メンテナンス等により差はありますが、2〜3年は効果が持続します。
 加えて、クレイターを生成するBOUKATU溶剤は基本的に中性のものを使用し、人体や環境のみならず、床材そのものへの負荷にも配慮しております。用途によって用いる液性のある溶剤に対しても、使用後の洗浄中和効率を最適化し、施工時や、施工後の処理を容易かつ安全にするとともに、床材への影響のみならず、環境への影響も最小限に抑えています。
■ 各種滑り止め法の比較
工法/評価項目 耐久性 汚れの付着 景観性 効果 費用
[1]エッジング やや高め 付き易い やや損ねる 良い 高い
[2]バーナー仕上げ やや高め 非常に付き易い 損ねる やや良い 安い
[3]貼り付け やや低め 付き易い 損ねる いろいろ 高い
[4]コーティング 高い 付き難い いろいろ いろいろ やや高い
[5]防滑工事 非常に高い 付き難い 変わらない 良い 安い



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