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防滑工事

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「BOUKATU防滑工事」の防滑原理

■ すべりの要因
 通常、床面と靴底が密着した状態で歩行すると、ガラスや氷の上でも、基本的には滑りにくいものです。床面と靴底の間に水・油脂成分・土砂などの第三要素が入り込むことによっ て、滑りが発生します。さらに浴場・プールサイドなどでは、水アカ・カルキ・温泉成分等が付着することにより、滑りの勢いは更に レベルアップします。空気も滑りの要素のひとつで、クッションのある履きものが滑りやすいのは中に空気が含まれているからです。
■ 「BOUKATU防滑工事」の防滑原理−靴にマジックテープを−
BOUKATU防滑の原理 水の分子は、その電荷配置から相互に結合しようとする性質を持ち、その結果、表面張力が発生します。よく磨かれた大理石やタイルの上では、水が玉のようになりますが、これも表面張力の効果です。大理石の床が濡れると、靴底と床の間にこの水玉ができ、コロのように働くため滑ると考えられます。防滑工事では、特殊な加工溶剤を用いて、床材の表面に直径7ミクロンの防滑クレイターを無数に作ります。靴と床の間の水は、このクレイターに入り込んで表面張力でその形を保ちますから、マジックテープのフックのように床材の表面に引っかかり、滑らなくなります。
■ 安全で環境に優しい中性溶剤
 防滑クレイターの生成には、BOUKATU溶剤を用いた化学的方法が用いられます。簡単に言うと化学反応で石を溶かして窪みを作るため、強い酸性やアルカリ性の溶剤もあり、施工時の安全性や、施工後の洗い流しによる周囲環境への負荷、また酸性雨による被害が示唆する石材そのものへの負荷、といった問題がありました。
 ステップでは溶剤メーカーと協同して、使用後の溶剤の中和の技術開発をすすめ、安全でかつ人にも環境にも優しい防滑工事を完成しましたが、さらに溶剤そのものの中性化を進め、防滑溶剤スーパーΛで完全中性化を実現し、石材そのものへの負荷の問題も解決しました。磨き大理石への防滑加工が可能なのは、現在当社「BOUKATU防滑工事™」だけと自負しております。中性でも化学反応を利用していますから、騒音や振動はもちろんありません。

BOUKATU防滑の効果

BOUKATU防滑は、水に濡れると滑りやすくなる床材に対して驚く程その効果を発揮しますが、乾燥状態でも、クレイターによる凹凸で、かなりの防滑効果をもたらします。これについて、試験データをご紹介しておきます。
■ すべり抵抗値
いくつか規格がありますが、「東京都福祉の街づくり条例」にも参照されているBPN(British Pendulum Number)の測定値を示します。同条例でも、「BPN40以上が望ましい」とされていますが、BOUKATU防滑工事はこれを満たす効果を挙げていることがわかります。
● 加工前● 加工後
試料の状態No.滑り抵抗性(BPN)
平均値(範囲)
滑り抵抗性(BPN)
平均値(範囲)
乾燥状態1 50(49〜61)  92(91〜93) 
2 59(59〜60)  102(100〜104) 
3 56(56〜56)  90(90〜91) 
湿潤状態1 20(20〜20)  46(46〜46) 
2 17(17〜18)  44(44〜44) 
3 16(16〜16)  49(49〜49) 
  • テスト石材:磁器質施ゆう床タイル
  • 試験日:平成14年6月17日
  • 滑り抵抗性試験:湿潤状態時水温20℃ 室温23℃
  • 試験場所:財団法人 全国タイル検査・技術協会 岐阜試験室

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